8/1~8/13 企画展”大我をもとめて”が、本日8/13で最終日となります。まだの方はぜひとも足をお運びください。
今回の展示は、大きく2つのテーマに分かれています。1つめは、1Fメインギャラリーに展示される人物作品、2つめは、2Fヴィンテージギャラリーに展示される無機質な人工物作品です。この対象的なテーマは、写真家としてのみではなく、urushizukaの人間としての成長過程によって生み出されたものです。
この企画展では、urushizukaさんの作品の発展過程を見せるために、テイストの異なるギャラリーを使い分けることを提案いたしました。また、1F人物作品では、写真のみでは伝えきれない、作家の作品制作の背景や原動力となっているこころの叫びや葛藤を自身の言葉でつづってもらうことで、鑑賞者により深くurushizukaの写真を理解し、1つ1つをじっくりと味わっていただけるよう工夫してあります。人物作品の最終章では、明るい未来に向かいたい気持ちと、捨てきれない儚い期待への固執の葛藤が描かれています。
この企画展では、約30の美術館にDMを置いて頂き、また、7/28には神奈川新聞社様にも取り上げて頂きました。お暑い中、足を運んで頂いた方々には大変感謝いたします。