秋も少しずつ深まる季節になりました。
葡萄がたわわに実るこの時期にぴったりの美術展のご紹介です。

パリのル・サロン、サロン・ドトーヌに計6回の入選を果たした
スペイン・アラゴン州の伝説を描いた連作です。

ル・サロンは、1667年、ルイ14世の提言により創設された世界最古の公募展。 マネ『オランピア』、ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』、アングル『グランド・オダ リスク』、ミレー『種をまく人』、ジェリコー『メデューズ号の筏』、ルノワール『シャルパンティエ夫人と子どもたち』、モネ『緑衣の女』、セザンヌ『画家の父』など、名作が出展された由緒正しき美術展です。

サロン・ドトーヌは、保守的なル・サロンとは対象的に、多分野の前衛芸術家・新進芸術家を積極的に紹介し、1905年にフォービズムを誕生させたサロンです。日本人では、入選率は5%程度と言われています。

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